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2020年10月 2日 (金)

絆と信頼 ちょっと驚いたこと

みとりのホームに到着すると

こちらもコロナで入り口までしか

入れず

荷物は預けて

義理の両親とは

面会室でお別れとなった


本来は

コロナで

面会禁止なのだそう


末期のかただけは

面会が許可されている


その時

車椅子の義理の父から

お小遣いをもらう旦那を見て

わたしは

がく然とする


ひとのことは言えないけれど 汗

その姿が

目に焼き付いて離れなくなった


以前は

わたしにと

義理の母から

買って行ったものの分を

お小遣いとして返してもらったり


孫へのお小遣い

その日外食に行かなければ

お小遣い

お誕生日のお祝いを

少しいただいていたのだけれど


今回は

義理の父が

旦那に渡していたので

旦那はポケットに入れていた


ホームは

お金の管理ができないので

Kさんが用意したものだと思う


今まで

義理の母が気を利かせているのかと

思っていたけれど

義理の父が気を利かせていたと

わかった


やたらドライな対応だったり

放置したりするところは

義理の母から旦那への遺伝だと思う


それにしても

体が不自由な義理の父から

お小遣いをもらうとは

思っていなかったので

複雑な気持ちというのか

ショックだった


とはいえ

交通費や買い物にお金がかかるのだから

助かるといえば

申し訳ないけれど

助かる


面会室に入ると

Kさんが

義理の母の手をとり

ゆっくりと話しかけた


私たちの

説明もしてくれた


義理の母が

わたし

よくわからないのと

小さな女の子みたいに

なっていて


Kさんが

大丈夫よと

笑顔で答えていた


義理の父は

忙しいのによくきてくれたね

ありがとうと

言ってくださった


さらに

義理の父が

施設のひとに

義理の母の面倒をみたい

自分がお世話してあげないとと

話していて


体が不自由なのに

夫婦愛と義理の父の優しさを

ひしひし感じた


Kさんも

義理の両親に

至れり尽くせりで

何度も面会に来ていて

必要な衣類や持ち物などを

甲斐甲斐しく用意していた


話している様子をみて

親子の愛を

ひしひしと感じた


わたしは急に

自分が役立たずの

クズのように思えてきて

恥ずかしかった


ふと旦那を見ると

義理の父からは

長男として愛されていることが

伝わってきたけれど


どうやったら

この家族のなかで

このような旦那が育つのか

不思議に思えた


義理の母が旦那を

わからなかったからか

何もしなくていいと

考えていたからか

コロナが心配だったのか

全くわからないけれど


旦那は 

何もせず

何もしゃべらず

立っていた


その後

義理の両親がお部屋に行き

施設のひとからの

長い説明が始まる

***続きます***

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