絆と信頼 ちょっと驚いたこと
みとりのホームに到着すると
こちらもコロナで入り口までしか
入れず
荷物は預けて
義理の両親とは
面会室でお別れとなった
本来は
コロナで
面会禁止なのだそう
末期のかただけは
面会が許可されている
その時
車椅子の義理の父から
お小遣いをもらう旦那を見て
わたしは
がく然とする
ひとのことは言えないけれど 汗
その姿が
目に焼き付いて離れなくなった
以前は
わたしにと
義理の母から
買って行ったものの分を
お小遣いとして返してもらったり
孫へのお小遣い
その日外食に行かなければ
お小遣い
お誕生日のお祝いを
少しいただいていたのだけれど
今回は
義理の父が
旦那に渡していたので
旦那はポケットに入れていた
ホームは
お金の管理ができないので
Kさんが用意したものだと思う
今まで
義理の母が気を利かせているのかと
思っていたけれど
義理の父が気を利かせていたと
わかった
やたらドライな対応だったり
放置したりするところは
義理の母から旦那への遺伝だと思う
それにしても
体が不自由な義理の父から
お小遣いをもらうとは
思っていなかったので
複雑な気持ちというのか
ショックだった
とはいえ
交通費や買い物にお金がかかるのだから
助かるといえば
申し訳ないけれど
助かる
面会室に入ると
Kさんが
義理の母の手をとり
ゆっくりと話しかけた
私たちの
説明もしてくれた
義理の母が
わたし
よくわからないのと
小さな女の子みたいに
なっていて
Kさんが
大丈夫よと
笑顔で答えていた
義理の父は
忙しいのによくきてくれたね
ありがとうと
言ってくださった
さらに
義理の父が
施設のひとに
義理の母の面倒をみたい
自分がお世話してあげないとと
話していて
体が不自由なのに
夫婦愛と義理の父の優しさを
ひしひし感じた
Kさんも
義理の両親に
至れり尽くせりで
何度も面会に来ていて
必要な衣類や持ち物などを
甲斐甲斐しく用意していた
話している様子をみて
親子の愛を
ひしひしと感じた
わたしは急に
自分が役立たずの
クズのように思えてきて
恥ずかしかった
ふと旦那を見ると
義理の父からは
長男として愛されていることが
伝わってきたけれど
どうやったら
この家族のなかで
このような旦那が育つのか
不思議に思えた
義理の母が旦那を
わからなかったからか
何もしなくていいと
考えていたからか
コロナが心配だったのか
全くわからないけれど
旦那は
何もせず
何もしゃべらず
立っていた
その後
義理の両親がお部屋に行き
施設のひとからの
長い説明が始まる
***続きます***
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