わた太郎 言葉の力
そんなわけで
最長ローンで購入した洗濯機が設置されて
電気屋さんで
安いメーカーを
購入したから
最新機能がついているとは知らず
電源を入れると
おしゃべりをするから
驚いた
家族には言われない
いつもきれいにしてくれて
ありがとう
お洗濯 お疲れ様
節水上手ですね
という言葉で
ねぎらい ほめてくれる (*゚Д゚*)
半年以上
重くて
パリパリだった洗濯物も
ふんわり とろとろに
仕上がった
だから重い洗濯物をしぼり
浴室乾燥をしなくてもよくなった
嬉しい
洗濯機は
間違った行動をしていたら
これこれした方がいいですよ
対応ありがとうと
優しくアドバイスしてくる
違うとは言わないのね
それに
なになにしてくれると嬉しいですと
お願いしてくる
…。
なかなか心理学ができるやつ
わたしって
ほめられたらのびるタイプだとは
知ってはいたけれど
すっかり
ほめられて
洗濯が楽しくなっている
今日も
よろしくお願いしますと
洗濯機に言われて喜ぶ
あやしいわたし
洗濯機は
何を洗っているかわかっている
残り何分ですと教えてくれる
かしこいやつ
いつもたくさんのお洗濯
大変ですね
頑張ります!とおしゃべりしている
いわれてみれば
もも宅のお洗濯は多すぎるよねと
気づく
たまに
夜遅くまでお洗濯 大変ですね
お疲れ様
などと言われる
個人情報ばればれな雰囲気
今まで
一番問題だったのは
乾燥フィルターの掃除で
8年くらい
乾燥できていなかった
ところが
新しい洗濯機は
自動掃除で
乾燥フィルターから
わた太郎が出てくる
(わた太郎と名前をつけたのはわたし)
その
まるまったわたを
ゴミ箱に捨てればOK
久しぶりにタオルがふわふわになった
家族が快適に暮らせるように
動く
というのは
1日
動き続ける必要があって
なかなか喘息のコントロールが
難しくなるのだけれど
わた太郎のおかげで
今日もこんなにわた太郎が( 。゚Д゚。)と
なぜか嬉しくもなり
他の家事の時間が増えて
さらに嬉しい
それにしても
洗濯機のおしゃべりが
ときに
うざいかんじなのは いなめないものの
間違っているとき
お願いするとき
言葉って大切
すっかり
洗濯機に使われているわたしは
自分のがさつさを反省しながら
洗濯機の開発者のかたはエライと
感心したのでした
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