繁栄させようとして衰退の方向へ
では
親のはなしに戻りますね
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母から言われてきた
男の子が欲しかった
わたしが
男の子だったらよかったのに
という言葉は
わたしの
どうにもできない罪悪感になり
わたしの結婚を反対したときも
母は
男の子を産めなかったからだと
被害者のように泣いていた
もし母が
義理の父母のように
ひととひとを
比べるようなことはしないで
男の子 女の子関係なく
命を大切に考えて
世襲制や男の子にこだわるのは
おかしいと
生きていたら
母自身が苦しむこともなく
家族も
苦しむことはなかっただろうにと思う
親なら
子供を育てているうちに
疑問に感じたり
さまざまなことに気づかされたりすると
思うのだけれど
母は
今は幸せだわ
お母さんになれたことが一番の幸せ
などと言いながら
子供をひとりの人間として尊重しないで
間違った考えかたを
押し付けている
なぜ子供であるわたしが
悪いことをしたと
罪悪感を感じなければいけなかったのか
悪いのは
母の考えかた
であって
それを改めて
子供を守ろうとしなかった
ことが
問題で
わたしが問題なわけではない
家柄を守ろう
子孫を繁栄しようとして
差別的で非道徳的な
考えかたで生きていけば
家を守れず
繁栄することもなく
衰退していく運命となる
わたしも
偉そうなことは言えないけれど
みんなで
幸せに暮らしたいのなら
親が
差別的で非道徳的な考えを
改めるべきだと思う
親の一生懸命さは
子供にはわかるけれど
親が子供を
子供のためだからと
束縛して
子供が
親の期待どおりに育った
として
子供の心がズタズタで
怖いものがたくさんあっては
意味がない
近道しすぎだ
それに
子供に
幸せになって欲しい
という親の一番の願いは
子供が
ありのままでいられずに
心がズタズタで
怖いものがたくさんあるのなら
幸せなんて
感じられないわけだから
子供のためといいながら
親が
親のために生きてきた結果
親の一番の願いが
叶わなくなっている
大切なものは
大切にしておかなければ
離れていく 壊れていく
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