好きなどとは言えないはずなのに
何も考えないで
彼が大好きと思っていたころは
今より若かったからか
守りたいものより
壊したいものがあり
失うもの 怖いものもなかった
突っ走ることが
良かったのか
悪かったのかはわからないけれども
11年前なら
突っ走ることもできた
だけれど
月日が経過して
これはお互いに
だと思うのだけれど
守りたいものが増えた
失いたくないものも増えたと思う
ふと
不倫になるなら
慰謝料が発生する
彼が
社会的地位を失うかもしれない
守りたいものや
失いたくないものを
守れなくなったり
失ったりするかもしれないと
思うようになった
いやそんなこと
わかっていたことだけれども…
わたしが逆の立場なら
避けたいことでしょう
なのに
わたしは彼が大好きだと
伝えている
まるで
彼のことなど考えていない
わたしのことしか
考えていない
彼の幸せを願うなら
好きなどとは言えないはずなのに
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