縁を切っても親は親
母親というのは
たとえ縁を切っても母親で
生涯逃れられるものではなく
子供に多大な影響を与える
だからわたしもしっかりと
息子たちを育てていかなければ
いけないわけだけれど
親との関係は
逃げて解決させる
という
どこか物悲しい解決ではなく
よい関係を維持していく
さまざまな先人の知恵や解決方法というものが
実は存在する
それを少しずつ書いていきたいのだけれど
わたしのなかの
母との恥ずかしく悲しい思い出も
書いているので
心がずっしりと重くなり
なかなか進まない
母には日々
心穏やかに暮らして欲しいものだわと
思う
両親は仲が良く
父は
家庭内で威厳はあるのだけれど
ひとのよさ があるので
母が父親のように動いて
フォローしてくれたことは
何度かあった
とはいえ両親はふたりとも
真面目で
おとなしいという印象
母は
自分の意見がない
(おそらく自信がない)ひとなので
母の父に判断してもらっていた
わたしは祖父母が大好きだった
祖父が亡くなってからは
かなり祖母に依存していた
母はそのことに気づいていなかったから
祖母が亡くなってからは
遺産相続でもめたこともあり
ひどい精神状態だった
母は
茶道 華道の先生だけれど
本当に母がやりたくて
それらをやってきたのかはあやしい
お嬢様とはこうだ
という
祖父の期待に応えたかったからではないかしらと
思う
着物や茶道具の無駄遣い
わびさびがないところや
華やかな花を使うところから
世間からどうみえるかを気にしているだけに
わたしからはみえる
「本当に好きなことを
やればよかったのにね」
わたしを同じように
お嬢様として
おとなしくしていなさいと
育てていたとき
母はなぜ
さまざまなことに気づけなかったのか
残念に思う
気づき
学んで
失敗して
親として少しずつ成長していくものだと
思うのに
***続きます***
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