最後の日まで
しばらく元気にしていたわんこ
でも
目は 生気がなくて
よくならない
下痢が続いたので
ふやかしたドックフードにもどすと
さらにやせてきた
ぼんやりしていて
わたしのことも
わからなくなっていた
最後の日まで
立つことはできた
水を自分で 飲むこともできた
もう少し
長く生きていてくれると
思った
橋本病と肺炎のことがあり
わたしは
バタバタしていたのだけれど
わんこは
眠る時間が増えて
排便 排尿が
垂れ流しになっていた
下痢も続く
点滴をしたり
口に注射器で
水や食べ物を流し込んだり
する日がくるのは
わかった
けれど
まだ
自分で水を飲んでいる
延命は苦しいだろうか と
悩んだ
犬が
老衰で眠るように
痛みなく亡くなる
というのは
病院の充実
飼い主のエゴもあり
難しい世の中
すべての用事が終わった次の日
わたしの
身代わりになったか
タイミングをみていたか
のように
わんこは
亡くなった
コメント