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2022年7月23日 (土)

救急車を待つ間

買い物のあと

わたしは やることが

山積みだった


空調

買い物の片付け 冷凍

夕食づくり

皿洗い

洗濯物

お風呂掃除


いつもは

のんびり片付けるのだけれど

旦那が

はやく帰宅した

ということがあり

座ってテレビをみている

旦那を横目に

慌てていた


そんなとき

旦那の横に座っていた

次男が苦しいと

言い出した


宅配の水が

玄関に届いたままだったので

なかに入れながら

1本目で

旦那の横にいた

次男の

ただならぬ声が聞こえた


水を

放り出して

次男の

体を冷やしたり

お手洗いに連れていったりしながら

救急車を待った


だから

玄関には

水が5本

残っていた


わたしと次男

ふたりで なんとか

玄関まで 出て

救急隊員を待つ間


救急車に乗らないと言った旦那は

なぜか

玄関から一番遠い

奥の

リビングにいて


最初は

エントランスのボタンを

押すために

リビングに待機しているのかな?と

思ったのだけれど


遠いので 仕方なく

大声で

腐るからと思い

水を入れておいてね と

お願いしたら


旦那に

まだ

入れてなかったの?!と

遠くから 

大声で

キレられた

1本

12キロほど


いやいや

息子の看病も無視

目の前でパニクるわたしの

手伝いも

無視して


なにもしないで

つまみを食べながら

テレビをみて

酒をのんでいた 旦那に

言われたくない と

心のなかで思いながら 


いつものこと

優先は次男なので ぐっと我慢した


救急隊員が

エレベーターあたりにきたとき


旦那が

リビングから

あとで

車出すから と

叫んだ


なぜそんな遠くから

叫んでいたのか


わたしの感覚なら

小さな子や

寝たきり老人がいて

見ていなければいけない

など

留守番の必要があるわけでは

ない

旦那ひとりなのだから


心配して

玄関

または

救急車まで

付き添っていくと思うのだけれど


息子に

寄り添いもせず

リビングから叫んでいる


次男が

苦しみながら

旦那に

飲酒運転させないでと

言った


わたしは

次男に

大丈夫 

帰るときは タクシーで帰るからと

言った

(のちに

タクシーは使用できないと

知ることになる)


わたしは

リビングにいる旦那に

お金ある?と叫んだ

旦那が

ないよ と言うので

カード使えるかな…と 考えていたら


旦那が 

財布にあるだけと

1万円 持ってきて

また

リビングに帰っていった

(この1万円は

帰宅後 旦那に返金した)


玄関で

お金!と叫ぶわたしも

わたしで

なさけないけれど


次男には

体調が悪いというのに

点滴しながら

お金は大丈夫?とまで言われて

心配をかけてしまい


わたしから

病気のことだけ考えて

お金はなんとでもなるから

お母さんに任せて と

言ったものの


次男に

申し訳ないことをしたと思う

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