こんな風に育って欲しい親のエゴに違和感
有名スポーツ選手や
高学歴のかたの
親で
育て方などの書籍を販売したり
講演などを開催しているかたが
いらっしゃると思うのだけれど
そのかたたちではなく
書籍を購入したり
講演を聞いたりして
自分の子供の欠点ばかりをみて
自分の子供も 同じように
有名スポーツ選手
または高学歴にしたいと
願う親に
わたしは
ずっと 違和感を感じてきた
有名スポーツ選手
高学歴になるまでの
子供の努力は
リスペクトされるべきもの
だけれど
親の価値観が片寄り
親が自慢したいから
という理由で
子供の自由をうばうのは
いかがなものか
親が
子育て中に
子育て成功 子育て失敗
という考えかたにおちいる
という
極端なタイプのひとは
子供と距離を置くべきだと思う
子育てには
成功も失敗もない
人生の最後になるまで
成功か失敗か などと
考えてみても
わからない
子供を受け入れて
愛情を持っていれば
多少の問題は 問題にもならない
というのに
子供を受け入れられず
有名スポーツ選手や
高学歴のかたと
同じように育てたい と
親が期待すること
子供を認めないことは
知らず知らず
子供を傷つけることになる
同じ出来事でも
親の
考えかた次第で
違う出来事にみえてくる
才能と環境
うまれ持った 才能
(子供のやりたいこと) と
よい環境
という ふたつがなければ
原石は磨かれない
スポーツ選手や
高学歴の子供を育てるとき
サポート役の親も
努力が続いていく
子供の気持ちを犠牲にすれば
どこかで
しわよせがくる
というわたしも
一応
高学歴な息子を育てた母親なので
何を食べさせたのか
どういう教育をしてきたのか
質問されることがあった
高学歴の息子がいるからといって
わたしが偉いわけではない
勉強したところを
あまり見たことがない息子
だけれど
息子の努力
乗り越えた力が
偉い
提供のところでも
書いたけれど
高学歴が偉いわけでもない
子育ては
思い通りにならないことの
連続で
高学歴だけを求めるのは
違うのではないかな
高学歴には
高学歴の悩みがあって
全員そうだとは
言わないけれど
偏差値コンプレックスや
天才ゆえに
うまく愛されなかった
心の闇なども
存在する
どんなひとにも
なんだかんだ あるもので
結果だけをみて
参考にする 良いと思う
というのは
違うのではないかな
そもそも
子供を初めて抱いたとき
生まれてきてくれて ありがとう
一生守りたいと
思ったはずで
健康で幸せに暮らして欲しい
というのが
親の望みなはず
子供に
付加価値をつけたいわけでは
なかったはず
お父さん お母さんが
正しいと思うことに
自信を持って
愛情があれば
なんとかなるのではないか
もし
愛情を持てなくても
こうじゃないといけない
ということはないのだから
そんな自分を受け入れて
育児を他人にお願いするなど
自分ならではの子育てを
していけばいいと
わたしは思う
ちなみに わたしは
育児本をあまり読まない
もし
子育てに悩みがあり
参考にしたいなら
涙あり 笑いありの
子育てに苦労した普通のお母さん が
どのように
子供を受け入れ
乗り越え
なにもしなかった
のか
聞いてみれたらいいな
そこには
子供を否定したり
子供の失敗にめくじらをたてる
お母さんではなく
理想なんて
笑い流してしまう
お母さんたちがいる
« 消えたウイルスと 糸 | トップページ | 一回の失敗で »
コメント