忘れたいとき
忘れたいとき
考えないようにしようと
思えば思うほど
考えてしまう
このボタンを
押さないでくださいと言われて
押してしまうのと
同じ かんじ
無我夢中で
何かしていると
嫌なことを忘れる
という
車イスのひとが
記憶喪失になり 歩いた
というように
忘れるのは いいこと と
言われているけれど
楽しいことや
興味のあることを
探して
夢中になっても
忘れたいことは
なかなか忘れられないもの
忘れなくても
自分の一部
人生の肥やしにすればいい と
わたしは思う
そのままで
別にいい
これは問題だ
悪い よくない 不快だ と
解決しようとすれば
苦しい
たいしたことではない
いつものことで
ただの出来事 と思えば
苦しくない
ということも
なかには あるかもしれない
けれど
ただの出来事
にしてしまうと
感情がなくなる
記憶にもやがかかる
物事を
大きくとらえるのも
小さくとらえるのも
大小に
自信がなくなるのも
そのとき
そのひとの感情だから
否定はできない
その感情は
尊重すべきこと
否定せず
受け入れるべきこと
なんだと思う
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