咲いた花
毎日
川へ水汲みに行く
ひとがいて
手には
ふたつの 水がめを 持っていた
ひとつは
完璧な 水がめで
毎日 満タンで 家に到着
もうひとつは
ひび割れた 水がめで
家に 到着したころには
半分しか
水が残っていない
完璧な 水がめは
自分を
誇りに思っていて
ひび割れた 水がめは
自分を
恥じていた
仏陀は
ひび割れた 水がめに
川から水を 運んできた道
を よくみるように
言った
そこには
美しい花が 咲いていた
欠点だと
思っていたものが
実は
美しい花を 咲かせている
完璧を
求めすぎると
その過程で うまれる
「恵み」を
見逃してしまう
自分を知り
咲いた花を 知ろう
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